京都の夏と言えば、川床。
京都の夏の風情とともに涼しさを感じながら食事ができます。
特に、鴨川での川床は人気があります。
蕩々と流れる鴨川の流れと共に、今に継承される「鴨川納涼床」
戦乱の後、豊臣秀吉の三条、五条大橋での架け替えを経て、鴨川の河原は見世物や物売りで賑わい始めます。
出雲の阿国もここで歌舞伎踊りの公演をしました。
それに伴い、河原に茶店ができたり、富裕な商人が河原に席を設けたりするようになりました。
これが川床の起源といわれ、特に祇園祭の時には神輿洗いを見物するため大変な賑わいとなりました。
現在京料理に限らず、洋食・中華・エスニック・カフェと床は多様化し、それに伴い利用する人も若い人へと広がっています。
皆様も一度、京都の川床を味わってみてはいかがでしょうか。